Belkin Thunderbolt 3 Dock Coreレビュー:7ポート搭載で4Kモニター2台にも出力可能なThunderbolt 3ドッキングステーション

こんにちはKoh(@misc_log)です。

ノート型Macに外部モニターや周辺機器を接続する際に、あると便利なThunderbolt 3ドッキングステーション。

リモートワークをきっかけに気になり始めた人も多いのではと思いますが、Thunderbolt 3ドックは価格的に結構高い。

そんなにたくさん周辺機器を接続できなくていいから、もっと手頃なものが欲しいというニーズもあると思います。

そんな人にチェックしてもらいたいのが、Belkinの「Thunderbolt 3 Dock Core」。

Belkin Thunderbolt 3 Dock Core

ポートの数は少なめですが、Thunderbolt 3ドッキングステーションとしては手を伸ばしやすい価格。

低価格でありつつも、最大2台のモニターに4K@60Hzで映像出力、60Wまでの電源供給、さらにバスパワー駆動にも対応しており、コスパの良いドックです。

MacBook Pro 13インチやMacBook Airなどに最適だと思うので、ドッキングステーションを検討している人の参考になれば。

目次

Belkin Thunderbolt 3 Dock Coreの特徴

Belkin「Thunderbolt 3 Dock Core」は、7ポートを備えたThunderbolt 3ドッキングステーション。

Belkin Thunderbolt 3 Dock Coreの特徴

今回、Belkinさんにお借りしてレビューしています。

このドックの主な特徴はこちら。

  • 4K@60Hzで2台までのモニターに映像出力
  • バスパワー駆動
  • コンパクトサイズで旅行や出張にも
  • ドックとしては低価格

ドッキングステーションとしてはポートが少なめですが、一般的なThunderbolt 3ドックが約3万円程度はする中、1万数千円で購入できる安さは魅力。

また、バスパワーとセルフパワー両方で駆動するThunderbolt 3ドックは他にないと思うので、そういう意味でも貴重なアイテム。

ポートとスペック

Thunderbolt 3 Dock Core」のスペックとポートはこちら。

スペック

ポート数7ポート
接続Thunderbolt 3
サイズ10cm×10cm×3cm(ケーブルは20cm)
重量約213g
駆動方式バスパワー、セルフパワー
価格¥16,980(税込)

価格に関しては結構値動きがあるようなので、Amazonをチェックしてみてください。安いときで1万3千円くらいになってました。

ポート

ポート仕様
Display PortDP 1.4
HDMIHDMI 2.0
USB-A 3.2 Gen 210Gbps
USB-A 2.0480Mbps
USB-CPD 60Wまで ※給電専用
ギガビットイーサネット1Gbpsの有線LAN
オーディオジャックイン / アウト

HDMIとDisplay Portをひとつずつ備えており、最大2台の高解像度モニターに接続できます。

60Wまでの給電にも対応しているので、ケーブル1本繋げれば各周辺機器に接続できるスマートな環境を作ることも可能。

しかし、データ通信できるポートがUSB-Aだけなので、そのあたりが使用スタイル的に沿うかどうかがひとつの判断ポイントだと思います。

Belkin Thunderbolt 3 Dock Coreレビュー

ということで、「Thunderbolt 3 Dock Core」の詳細を見ていきます。

外観・デザイン・サイズ

本体は正方形型の箱のような形状で、Mac miniを小さくしたような感じ。

Belkin Thunderbolt 3 Dock Coreの外観・サイズ

カラーはブラック1色だけですが、シンプルなデザインなのでMacにもマッチします。

各ポートは、本体の四方を囲むように配置されているのが特徴的。

Belkin Thunderbolt 3 Dock Coreのポート

サイズは約10cm×10cm。厚みは約3cm。ドッキングステーションとしては割とコンパクト。

Belkin Thunderbolt 3 Dock Coreはコンパクト

本体重量も約216gと軽量。

Belkin Thunderbolt 3 Dock Coreは約216g

本体から伸びるThunderbolt 3ケーブルは約20cm。

Belkin Thunderbolt 3 Dock Coreのケーブルは約20cm

このケーブルは固定されていて取り外しができないため、使用時はMacから20cmの範囲に置いておく必要があります。

Thunderbolt 3ケーブルは固定のため交換することができない
この範囲内で使う

ここがちょっと残念。このケーブルが交換できるとセッティングの自由度も上がるんですけどね。

バスパワー駆動が可能

Thunderbolt 3 Dock Core」を使用するには、MacのThunderbolt 3ポートに接続するだけ。

MacのThunderbolt 3ポートに接続するだけ

ドッキングステーションはACアダプタなどを必要するものが一般的ですが、このドックは「バスパワー」でも動作します。

バスパワー駆動するドッキングステーション
Macに接続していればドックとして使用可能

Macからの電力で動作するため、電源が取れない状況でも使用可能なのはドックとしては珍しい。

外出先はもちろん、ミーティングスペースなどでサクッと使うのにいいと思います。

ただもちろん、Macのバッテリーをそれなりに消費するので、あまりにも長時間使用する場合は電源に接続して使うことがおすすめ。

ケーブル1本接続スタイルも可能

Belkin Thunderbolt 3 Dock Coreはバスパワー駆動に加え、直接電源をとるセルフパワーでももちろん使えます。

セルフパワー駆動時はドック経由でMacBook Proを充電できるため、ケーブル1本接続スタイルが可能。

ケーブル1本でMacBook Proと接続

ドックに、充電ケーブルやモニター、SSDなども含め、周辺機器を全部つなげておいて、外出から帰ってきたらThunderbolt 3ケーブルを挿すだけで環境の出来上がり。

ケーブルを1本つけ外しするだけで環境が使える
ケーブル1本つけ外しするだけ

条件としては60W以上の電源アダプタを接続すること。MacBook Pro 13インチの付属充電器なら問題ありません。

MacBook Pro 13インチ付属充電器をドックに接続
付属充電器をドックに接続

ただし、本ドックは最大で60Wまでの給電にしか対応していないため、MacBook Pro 16インチだと電力不足になる可能性は高い。

そのため、もしMacBook Pro 16インチや15インチで使うなら、Mac側に電源を接続して使うほうがいいと思います。

Mac側のポートに充電器を接続
電源ケーブルをMac側に接続

ただちょっと気になるのが、MacBook Pro 13インチ付属充電器でドックを通してMacを充電してみたところ、どうも出力が少し弱くなるようです。

ドック経由の出力

ドック経由だと約41W

直接接続時の出力

直接だと約50W

どんな作業をしていても充電はできていましたが、ドックを通すと充電スピードは少し落ちるかもしれないので気になる人は注意してください。

ちなみに、バスパワーで駆動しているのか、セルフパワーで駆動しているのかは、ドックのインジケーターランプの点灯で判別可能です。

左がバスパワーで、右がセルフパワー。両方点灯しているときはセルフパワーで動いているはずです。

バスパワーとセルフパワー
セルフパワー駆動

この2種類の駆動方式を持ったドッキングステーションはかなり珍しく、Belkin Thunderbolt 3 Dock Coreの大きな特徴。

各ポート動作

Belkin Thunderbolt 3 Dock Coreは外部ポートとして、下記のものを備えてます。

ポート仕様
Display PortDP 1.4
HDMIHDMI 2.0
USB-A 3.2 Gen 210Gbps
USB-A 2.0480Mbps
USB-CPD 60Wまで ※給電専用
ギガビットイーサネット1Gbpsの有線LAN
オーディオジャックイン / アウト

モニター出力

モニター出力は1台なら8K@30Hz、5K@60Hzが可能で、2台接続時でも4K60Hz出力が可能。

2台接続するときはHDMI、Display Portそれぞれでモニターを接続する必要があります。

2台までのモニター出力が可能

僕は1台しか外部モニターを持っていないため、それで試してみましたがHDMIでもDPでも正常に4K@60Hzでの出力が可能でした。

4K@60Hzで接続
HDMI接続で4K60Hzを確認

このあたりはドッキングステーションならではというか、USB-Cハブに比べると映像出力性能はとても高いですね。

USB-Cハブだと4K@60Hzに対応しているものがそもそも少ないし、2台のモニターに出力できるもので言うともっと少ない。

外部モニター出力による快適な作業環境を作る上で役に立つと思います。

USB-Aポート

次にUSB-Aポート。備えているのは下記2ポート。

  • USB-A 3.2 Gen 2(10Gbps)× 1
  • USB-A 2.0ポート× 1

と、それぞれポート性能が違うわけですが、内部的に制御しているようでどちらかに固定されているわけではないみたいです。

2つのUSB-Aポート

どういうことかと言うと、右が「USB-A 3.2 Gen 2」で、左が「USB-A 2.0」と決まっているわけではなく、片方に「USB-A 3.2 Gen 2」機器が接続されたら、もう片方は「USB-A 2.0」になるという動き。

位置が固定されないため、設置環境などによって挿しやすい方に挿すことができるのはメリットですね。

USB-A 3.2 Gen 2ポートに外付けSSDを接続してスピードを測ってみましたが、高速に読み書きできてました。

書き込み:466MB/s 読み込み:513MB/s

USB-Cポート

そして、USB-Cポート。このドックで最も残念だと思ったのはこのポートが給電専用であること。

給電専用USB-Cポート

データ通信や映像出力をUSB-Cで行うことができないため、給電以外のUSB-C機器はドックに接続することができません。

MacBook Proなら最大で4つ、MacBook Airは2つのThunderbolt 3ポートがあるので、Mac側にUSB-C機器を接続すれば使うことは可能ですが、周辺機器接続がドック側で完結しなくなってしまう・・。

これはとても残念。ひとつくらいデータ通信可能なUSB-Cポートが欲しかった。

オーディオジャック&有線LAN

オーディオジャックも試してみましたが、問題なく有線イヤホンから音が再生されます。もちろんマイクとしても使用可能。

Belkin Thunderbolt 3 Dock Coreに有線イヤホンを接続

ただ、僕が試した限りではイヤホンの音量上下ボタンは動作しませんでした。まあハブ経由で有線イヤホン使うとだいたいそうなるのでしょうがないですね。

また、有線LAN接続も問題なく動作しました。

僕も普段はMacに有線LAN接続していますが可能なら有線を使う方が速度も出るし、安定するのでおすすめ。

Belkin Thunderbolt 3 Dock Coreレビューまとめ

正直、ドッキングステーションの性能でいうと、同じくBelkinの「Thunderbolt 3 Dock Pro」や、CalDigitの「TS3 Plus」には及びません。

しかし、Thunderbolt 3ドックでこの価格はかなり安い。ハイエンドなドッキングステーションのだいたい半分くらいで買えるのは魅力的。

例えばですが、下記のどれかに当てはまるならこの「Thunderbolt 3 Dock Core」で十分対応できます。

  • 2台の高解像度モニターに出力できれば他はそんなに問わない
  • 周辺機器はそんなに多くない
  • 外出先でも使いたい

最後に、良いところ、残念なところをおさらい。

良いところ
残念なところ
  • 複数の高解像度モニターを接続可能
  • バスパワーで動作する
  • 低価格
  • Thunderbolt 3ケーブルが取り外せない
  • USB-Cデータ転送ポートがない
  • 60W以上の電力供給はできない

高価なドックは確かに高性能ですが、そこまで使い切れないということは往々にしてあるので、もし使い方がハマるようであればぜひチェックしてみてください。

今日は以上です。それではまた。

他にもMac用ドッキングステーションのおすすめをまとめています。

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