こんにちはKoh(@misc_log)です。
今年はApple Watchに、iPhone XS、XS Max、更にiPad Proの発売と財布が休まらない年ですね。
僕にとって今年のApple製品のアップデートはどれも素晴らしいものだと感じてまして、その中でもiPhoneとiPad Proが最高でした。
スペックや筐体のアップデートなどもそうなのですが、最も嬉しかったアップデートはTouch IDが消え、Face IDになり、更にiOS12で精度が向上したという点です。
世間的にはFace IDは使いづらいって論調が多いのですが、僕に言わせればTouch IDこそ使いづらいですよ。無くなってくれて清々しました。
その理由は、僕の手汗体質です。
正直、Touch IDなんか全く使いものになりませんでしたよ。
手汗でTouch IDを始めとした指紋認証に悩んでいる人にとって、現時点ではFace IDに変えるのが最良だと思う理由と、Face IDの弱点をまとめておきます。
同じように手汗で指紋認証が突破できないと悩んでいる方の参考になればと思います。
手汗でiPhoneのTouch ID(指紋認証)が使えない人もいるんです

さて、上記の通り、Touch ID勢のFace IDに対する嫌悪感は根深いようで、さまざまなところでFace IDが如何にダメかが語られています。
確かに多くの人にとってはそうなのかもしれませんが、そうじゃない人もいるんですよね。
僕のように手汗がひどい体質だとTouch IDは機能しません。
いかに手汗がひどいかは>>【本当にツライ】手汗でiPhoneのTouch IDなどが反応しない問題を対策するにも書いていますが、手に紙を持っているとボロボロになるし、握手もできません。
もう今は慣れましたが、以前はコンプレックスだったというか、それなりに苦難には遭遇してきました。
キーボードは汚くなるし、壊れるし、そして、Touch IDも開きません。
そもそも下記の画像のようなことになるんですよ。

様々な対応を試みましたが、大きな成果は得られず、手汗対策に銀の弾丸はないんだと途方にくれていました。
手汗の状態により調子の良し悪しがあるのですが、ひどい時にはTouch IDオフでしたからね。これの一体何が便利なのかさっぱりわかりません。
Face IDという手汗対策の救世主が現れた

そこに現れたのがFace IDです。
iPhone Xから搭載されていましたが、僕は2年間隔で端末を変えることが多いので、タイミング的に買わなかったんですね。
そしてこの度、iPhone XS、XS Maxが発売され、なんとTouch IDが廃止されました。
さらに、Face IDの速度や精度が向上したと言うじゃないですか。いや、歓喜ですよ歓喜。
光の速さで予約し、発売日からFace IDを使ってますがマジで世界が変わりました。
指紋認証がなくなったiPhoneで便利になったポイント具体例

日常生活におけるこれまでの課題と、それがどのように解決したかを具体的に書いていきます。
iPhoneのロック解除が一回で済むようになった
一体何を言っているのかわらないかもしれませんが、Touch IDだと一回でロックが開かないというか、不毛な工程をひとつ挟まないとロック解除ができない場合があります。
どういうことかと言うと、Touch IDでロック解除をしようとする→開かない→パスコード入力というフローになるんです。
つまり、一度Touch IDをミスってからじゃないとパスコード解除画面にならないんです。
これめちゃくちゃストレスです。
Touch IDを一回ミスらせてパスコード解除画面を出して、パスコード入力してロック解除するってすごくないですか?Touch ID便利すぎて涙が止まりませんよ。
なので、手汗がひどい状態や時期の時はTouch IDはオフ。少しマシかなという時にはオンにして使っていました。
Face IDはオフにする必要がない
Face IDになってどうなったかと言うと、完全にこのストレスから解放されました。
寝起きなど、顔の状態によってFace IDでロック解除ができないともあるにはありますが、機能としてはもちろんずっとオンにして使用しています。
全く問題なくロック解除できるので、オフにしようと思ったことはないですし、もうそんなところをオンにしたり、オフにしたりして使いたくないですね。
電車の中でのiPhone使用
上記の通り、指紋認証でロック解除できないので、パスコードを打つことも多かったんですが、電車の中でパスコード打つのはちょっと緊張します。
朝夕のラッシュ時は周りに人がたくさんいるので、パスコードを打つところを見られているかもという不安が付きまとっていたんですね。
別に見られても何ができるわけじゃないのでいいんですが、なんか気になります。
Face IDで、もう人目を気にしない
Face IDになってからはiPhoneを顔の前に持ってくるだけなので、周りに人が大勢いようがなんだろうか遠慮することは全くないです。
どうぞ見てくれ!レベルです。
Suica、Apple Payなどの電子決済
毎日の通勤や買い物など、僕は財布を出すのがめんどくさいので電子決済をめちゃくちゃ使います。
例えばコンビニのレジでiPhoneを出して決済しようとすると、これまでのTouch IDだと、まあ開かないわけですよ。
その結果、店員の目の前でパスコードを打つはめになります。
この場合、パスコード見られるとかうんぬんではなく、スムーズに決済できるのが電子決済の良いところのはずが、全くスムーズじゃないってことが問題です。
レジ前でもたつくくらいなら財布出すわけですよ。後ろで並んで待つ人の冷たい視線が痛すぎます。
Suicaはエクスプレスカードに設定してあるので、ロック解除なしで使用できますが、ポイントの兼ね合いなどでIDやQUICPayを使いたいじゃないですか。
Face IDで決済もスマートに
サクッと決済完了することができ、超スムーズです。ようやく本来の使い方できているなという感じです。
レジに出すときにちょっと角度をつけて顔認証させてあげる必要はあるんですが、これまでのめんどくささに比べたらなんてことないです。
ただ、僕はApple Watchを買ってからというものApple Watchで決済することがほとんどではあるんですけどね。
とはいえ、自宅にいてコンビニに行くときにわざわざ時計していくとか滑稽なんで、そういった時にiPhoneだけ持ってコンビニに行き、スムーズに決済できるのは本当に快適です。
Face IDには弱点もある

手汗がひどい体質の僕にとってFace IDは素晴らしいソリューションになったわけですが、もちろんデメリットも存在します。
寝起きにロック解除できない
よく言われていることですが、これは本当です。寝起きすぐは開きません。
これは、目がしっかり開いていないからであって、寝起きで顔がむくんでいるからとかではないと思います。
あくまでも僕の場合はですが、しっかりと目を開けて認証させるようにすればロック解除できます。
寝起きは顔が別人になるんだけど?という人は注意が必要かもしれません。
電子決済するときに角度が必要
上記でも書きましたが、電子決済する時の顔認証をクリアするのに、一度iPhoneに角度をつけて自分の顔に向けなければなりません。
Touch IDの場合はiPhoneをかざしながらロック解除できるので、その部分は少しスタイルを変える必要があります。
横になっているとロック解除できない
ベッドなどで顔をまくらに埋めながら、あるいは、横になって顔がつぶれるような体制でロック解除しようとするとミスる時があります。
これは単純に顔が隠れている、顔がつぶれているため形が変わっている事に起因しています。
こういう時は体制を変えてロック解除させるしかありません。
このように、Touch IDとは認証方法が大きく異なるものなので、細かいことを言えば他にもありますが、代表的なものをあげるとこのような感じです。
しかし、これらのデメリットを考慮しても、手汗で指紋認証が不便だと感じているのなら、Face IDに変えた方が得るものは大きいと思います。
結論:Face IDにすればiPhoneのロック解除を恐れる必要がなくなります

もちろん、Face IDにもメリット・デメリットはありますが、僕の感想は「控えめに言ってもFace ID最高」だと思ってます。
何故かと言うと、「iPhoneのロック解除を恐れる必要がなくなった」ということに尽きます。
ロック解除がめんどくさいと、その行為に対して心理的な障壁ができるというか、iPhoneを触るたびに少しのストレスを感じてたわけです。
ところが、Face IDになってからこのストレスを感じなくなり、iPhoneってこんなに便利だったのかと今更ながら感じるシーンが多くなりました。
これはつまり、僕のようにTouch IDの便利さを享受できていなかった人でも、ようやくパスコード以上のロック解除機能を手に入れることができたということです。
世間では、「Touch IDがいかに優れていて、それに比べてFace IDがいかに優れていないか」ばかりが語られていますが、手汗による指紋認証で悩んでいるなら、そういうものは一切無視し、ぜひFace ID搭載端末に変えてみることをおすすめします。
世界が変わりますよ。
ということで、以上です。ではまた。
いろいろと手汗対策をした話
