こんにちはKoh(@misc_log)です。
LINEの格安SIM「LINEモバイル」の特徴的なサービスである「カウントフリー」について、そもそもカウントフリーって何?といった点、どういった使い方なら得をするのか、損をしないのかをまとめました。
僕はiPhoneとAndroidの2台持ちで、AndroidにLINEモバイルSIMを入れて使っている、LINEモバイル利用者です。とはいえ、カウントフリーってどこまでカウントフリーなのよって事がいまいちわかってなかったんですが、まとめてみて自分もすっきりしました。
LINEモバイルのカウントフリーは主要SNSの通信料金が無料!
まずは大前提。カウントフリーの概要についてです。
カウントフリーとは、一言で言うと特定のサービスを使用する通信量をカウントしないという機能です。
どんなSIMでも基本的に通信量には制限があって、無限に使えるわけじゃないのは誰でも知っていると思います。あらかじめ決められた制限を突破すると通信制限がかかり、超低速での利用を余儀なくされます。
しかし、LINEモバイルの場合は以下のSNSを使用した分の通信量をカウントしません。つまり無料で使えるって事です。
- LINE
例えば3GBの通信量プランを契約していたとして、上記のSNS利用に関しては3GBの中にカウントしないので、仮に速度制限がかかっても通常通りに利用できます。
これらのSNS通信量が無料なのは強烈ですね。現在の日本でのSNS消費はだいたいこのどれか、あるいは複合だと思うので。
また、「MUSIC+」というプランでLINEモバイルを契約すれば「LINE MUSIC」の利用も無料になります。
対象SNSであればどんな利用でもカウントフリーなの?
カウントフリーと言ってもちょっと注意点があります。各SNS毎の注意点を簡潔かつ完璧にまとめておきます。
LINEのカウントフリー
まずはLINEから。カウントフリー対象と対象外の一覧は下記の通り。
- 普通のトーク(スタンプ、画像、動画、ファイル送受信含む)
- 音声通話・ビデオ通話
- タイムライン
- ニュース
- スタンプ・着せ替えのダウンロード
- 設定画面
- 友だち一覧画面・友だち追加
- 「ウォレットタブ」画面の表示
- LINE LIVE
- トーク内のURL閲覧
- LINE関連サービス(ツムツムなどのゲームとかLINEマンガとか)
カウントフリー対象としては、LINEの一般的な利用に関してはくまなくカバーしてます。普通にLINEを使う分には無料になるって理解でよろしいかと。
一方でカウントフリー対象外ですが、LINE LIVEって何?人は多分スルーで大丈夫。僕も使ったことありません。とにかくこれはカウントフリー対象外ということを覚えておけば大丈夫。
注意が必要なのはトーク内のURL閲覧です。誰かとLINEしていて「これだよ!」みたいな感じでURLを貼り付けられ、それをクリックするともれなくカウントフリー対象外通信です。
絶対に通信量を消費したくないという人は、URLを送ってこられても見ないというスルー力が試されることになります。
あとLINE関連サービスは対象外なのでこれも人によっては注意が必要ですね。LINEマンガとか読みまくったり、ツムツムをハードプレイするような人はガンガン通信するんで気をつけてください。
Twitterのカウントフリー
みんな大好きTwitter。
- タイムライン画面の表示・投稿(画像・動画も大丈夫)
- 「ホーム」「ニュース」「通知」の表示
- メッセージ機能
- プロフィール編集
- Twitterライブ(Periscope)
- タイムラインのURL閲覧
- 公式アプリ、ブラウザ以外からの利用
こちらも普通の利用に関してはだいたいカウントフリー対象って思っておけば大丈夫です。
ただ、LINE同様やはり注意が必要なのはURL閲覧です。スルー力を鍛えてください。
またTwitterに関しては公式アプリとブラウザ以外から、つまり、非公式クライアントから利用すると対象外です。twiccaとか使っている人多いかもですね。
残念ですが諦めて公式使ってください。非公式クライアントって何?って人は無視で大丈夫です。
Facebookのカウントフリー
紳士淑女の社交場Facebook。
- タイムラインやニュースフィードの表示・投稿(画像・動画も大丈夫)
- メニューとか園周辺画面
- プロフィール編集
- Facebook Live
- URL閲覧
- Facebookメッセンジャー
やはり基本的な利用であればカウントフリー対象。
URL閲覧はやっぱりアウト。カウントさせたくない人はURL押さないようにね。
さて、Facebookで特徴的なのはFacebookメッセンジャーがカウントフリー対象外って事です。まあ、LINEと思いっきり競合しますからね。そりゃ対象外にするでしょうよという感じです。
Instagramのカウントフリー
意識高い系SNSのInstagram
- タイムライン画面の表示・投稿(動画も大丈夫)
- ストーリー画面の表示(動画も大丈夫)
- 検索画面での検索・検索結果表示(動画も大丈夫)
- アクティビティの画面表示
- ダイレクトメッセージ
- プロフィール編集
- URL閲覧
カウントフリー対象SNS内でもっとも大きい通信量が発生するであろうInstagramですが、画像はもちろん動画であってもカウントフリー対象です。
URL閲覧はもはや言うまでもなくアウト。
その他
LINEモバイルSIMで「MUSIC+」というプランで契約をするとLINE MUSICの通信もカウントフリーになりますが僕は利用してないのでわかりません。もし利用する事があれば追記します。
また、その他カウントフリー対象としてはLINEモバイルのマイページ閲覧も無料になります。通信量とか確認するページですね。このあたりはどこでもやっている事ではあるので、まあ普通です。
あと、念の為の注意点としてカウントフリーだからと言って、異常な通信量を発生させると多分制限かかります。まあ普通に使っている分には問題ないでしょう。
どんな利用ならLINEモバイルを活用できるのか
LINEモバイル活用者として、僕が思うLINEモバイルをお得に使える利用者像をまとめてみます。
まずそもそもですが、LINE、Twitter、Facebook、Instagramって何?という人にはおすすめしません。
逆に、このSNSのうちどれかをよく利用する人ならお得に使える可能性が高いです。
特にLINEは国民的なインフラといっても過言ではない驚異的な普及率なので、多くの人が毎日利用していると思います。
家族、友人との会話はもちろん、場合によっては会社内でLINEを使ってコミュニケーションしているケースもあるでしょう。
グループLINEで繰り広げられる自分は全く興味のない会話も、謎のスタンプ連打にも通信が発生しており、勝手にやってくれよと思いながらも、一応会話に参加しているよアピールをするためだけに送るあのスタンプの通信量もカウントフリーです。
音声通話も回線の速度・安定性の向上に伴って品質がどんどんよくなっていますので、LINE音声通話をよく使う人にもいいですね。カウントフリーで音声通話ができます。
Twitter、Facebookであっても最近は動画がタイムラインに流れてくることが多いと思います。自分の意志で見ようとしなくても動画が再生されるため、タイムラインをよく見る人は自然と通信量が多くなるので、そのあたりもカウントフリーであればカバーできます。
また、なんと言ってもInstagramです。これはSNSの中でもズバ抜けて通信量が多いです。そりゃそうです、基本的に複数の画像、あるいは、動画なので。パケ死にもっとも貢献するSNSと言ってもいいでしょう。これがカウントフリーでカバーできるのは大きなメリットですね。
LINE社が公式にプレスリリースしているSNS利用環境に関する意識調査の中で、SNSヘビーユーザー(1日に10回以上利用する人)は、制限通信量を突破しやすいという結果も出ているそうです。
Twitter利用者の77%が速度制限経験者
Facebook利用者の72%が速度制限経験者
Instagram利用者の84%が速度制限経験者
と書いてありました。みんな通信制限に苦労しているんですね。
1日に10回以上の利用がSNSヘビーユーザーと定義されるのであれば、僕も漏れなくヘビーユーザーということなりますが、アカウントフリーの恩恵は大きく享受しているなと思っています。LINE社の調査によるとそういった結果もでているそうです。
- カウントフリー機能を認知しているユーザーのうち、83%がカウントフリーの効果を実感
- SNSヘビーユーザーは、90%以上がカウントフリーの効果を実感
- LINEモバイルに乗り換えた人の48%が「データ消費を気にすることなくSNSを楽しめるようになった」
- LINEモバイルに乗り換えた人の25%が「通信速度制限が減った/かからなくなった」
だそうです。
あと、個人的に考えているのは子供や両親に持たせるSIMとして最適かなと思います。子供や両親とやりとりをするためにLINEを使う事にし、LINEはカウントフリー対象なので、LINEや音声通話を気兼ねなく使ってやりとり出来るのは嬉しいですね。
まとめるとこんな感じです。
- SNSを1日に10回以上利用する
- Instagramをよく使う
- LINE音声通話がメインの音声通話
- お子さんや高齢の方にスマホをもたせたいと考えている
このどれかに該当する人はぜひLINEモバイルを検討してみると良いと思います。
LINEモバイルの詳細はこちらから
コメント