LGの40インチ5K2Kモニター「40WP95C」数時間使用レビュー:やっと来たのに初期不良!ちょっとだけ使用した感想。

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こんにちはKoh(@misc_log)です。

先日ついにLGの5K2Kウルトラワイドモニター「40WP95C-W」が日本でも発売になりました。

2021年1月のCESでの発表から約1年半。ようやく手に入れることができました。

しかし、ウキウキしながら開封したのも束の間。起動すると明らかに違和感のある縦線が入っているではありませんか。

嘘だろ・・

まあ、曲がりなりにもこういったガジェット系ブログを長年書いておりますので、それなりの台数のモニターを使ってきました。もう、目の前で起きていることがどんな事態かは一瞬にして判断可能でございます。

写真は見づらいですが、肉眼なら一瞬で絶望できます

すぐにメーカーサポートに連絡して状況を伝え写真を送ります。で、こう言われるわけです。

「初期不良ですね」

ですよね。知りたくなかったですが知ってます。

というわけで、このまま何のコンテンツにもできないのはあまりにも浮かばれないので、40WP95Cを数時間使った感想をお送りしたいと思います。

数時間使用、ほぼ写真もない、定量データもない、なんだったらもう覚えてない、エモーショナル全開のレビューをお届けします。

目次

初期不良でその後どうなったの?

で、本題に入る前にですね、初期不良判定後どうなったかをお話しします。

結論から言うと返品をすることにしました。

返品したらキャンセル扱いに

LGでは初期不良の場合、交換対応はしておらず修理になります。

今回の場合、通常であれば1週間程度で終わる修理だそうですが、中国のロックダウンの影響で部品がなく修理完了日が未定。そういった場合には例外的に交換をしてくれるそうですが、交換するものもないとのこと。

つまり、いつ戻ってくるかわからないものを待つことになるわけですね。商品代金を支払った上で。

いつ出るかなあと漠然と待ち続けて1年ちょっと。ようやく予約受付が開始され、予約してから約2ヶ月。もうこれ以上待つのは精神衛生的に限界です。

もう僕の心はここで完全に折れてしまいました。ああ、これは縁がないやつだなと。

というわけで販売店に連絡。かくかくしかじかでメーカーに初期不良と認定されましたと申告。販売店からもメーカーに確認を取り、その後、無事返品となりました。

LG 40WP95Cはどんなモニター?

ざっとスペックを紹介すると、LG 40WP95Cは40インチ、5,120×2,160という解像度を持った曲面ウルトラワイドモニターです。

サイズ39.7インチ
解像度5,120×2,160(WUHD)
形状曲面型ウルトラワイド(2,500R)
パネルNano IPS
DPI約140(推定)
色域DCI-P3 98%
HDRHDR10
価格約20万円

詳細なスペックはメーカーページをご覧ください。

40インチ5K2Kモニターは、この40WP95CとDELL、そして日本未発売のHPの3つのみ。あまり他にない貴重な存在です。

LenovoにもP40W-20という製品があるようです。

毎年1月にラスベガスで行われているCESというイベントがあるのですが、このモニターは2021年のCESで発表されました。

恐らく本来は2021年中に出す予定のものだったんだと思います。結局発売は2022年5月なので、約1年半もの期間発売されませんでした。その理由はコロナ、半導体不足、いろいろな要因が重なった結果だろうと思います。

価格は約20万円。非常に高価なモニターですがハイエンド機としてふさわしいスペックを搭載しています。

一応立ち位置的には映像系のクリエイター向けですが、もちろんクリエイターじゃなくても全然使えます。

僕は動画編集もしますが、いわゆる一般的なオフィスワークもします。「何か見ながら何かする」というプロセスが多いので、そういった作業が多い人に向いてます。

複数ウインドウ起動したい人や動画編集ソフトのように横長画面が有利になる作業が多い人に最適なモニターと言えますね。

ただし、2500Rとそこまでキツくないですが曲面なので、それが困るような作業をする人には向きません。

あと、リフレッシュレートは最大72Hzなのでゲームなら他に選択肢があるかなという感じです。

5K2Kは4Kとウルトラワイドのいいとこ取り

この5K2Kの良いところは、4Kモニターのような高解像度とウルトラワイドの作業領域の広さを両立していることにあります。

僕は4Kモニターを長期間使っているため高解像度に目が慣れちゃってます。なので、そこはキープしたい。でも、作業領域がもっと欲しい・・。そんなニーズを満たすのがこの40WP95C。

ちなみに、40インチ5K2Kの推定DPIは約140。これは僕がこれまで使っていた32インチ4Kとほぼ同じです。

つまり、これまでと同じ画質で作業領域を大幅に広げることができるため、まさに望んだ通りのモニターというわけです。

LG 40WP95C数時間使用レビュー

さて、1年半待って数時間使用したのでレビューをしていきます。

付属品・外観など

40インチとあって巨大な箱でやってきます。もちろんハイパー重いです。でかそうな雰囲気だけお届けします。

付属品は脚とケーブル類。脚はLG定番の弓なり形状のタイプ。シルバーにカラーリングされてます。

ケーブル類はこちら。

  • HDMI(1.5m)
  • DisplayPortケーブル(1.5m)
  • USB-Cケーブル(1.5m)
  • Thunderbolt 4ケーブル(1.5m)
  • 電源コード(1.55m)
  • 脚につけるケーブルホルダー

PCとモニターを接続するためのケーブルは一通り入ってます。モニター背面が白なのは知ってましたが、そうか、ケーブルも白いのか・・と、黒好きの僕はここでちょっとウッて思っちゃいました。

あと紙類。この価格帯のモニターならほぼ入ってますが、キャリブレーションレポートも入ってます。ちなみに、40WP95Cはハードウェアキャリブレーションにも対応してます。

そしてこちらが本体正面。

特別コメントするようなこともなく、一般的なモニターという表情。多くの他モニターと同じように、左右と上部のベゼルは細め、下部だけが少し太めになってます。

下部だけちょっと太いベゼル。そしてロゴ。

LGのモニターは背面ではなく下部に電源ボタンがあるものが多いですが、40WP95Cもそのタイプ。

ウルトラワイドとかになってくると、右側背面とかにボタンがあると操作しづらいんですよね。手を伸ばさなきゃいけないので。でもLGのこのボタンはほんと使いやすい。

正面から見て右手側面にUSB-Aが2つ。

そしてこちらが背面。これは左側。

こちらが背面右側。

背面ポートはDP、HDMI×2、イヤホンジャック、TB4×2。

外観はこんな感じですかね。とにかくでかくて重いです。

あと、一応カラーは白になるわけですが正面から見ていれば白感はあまりないです。

とはいえ、曲面モニターなので全体的に沿っており、背面がこう、後ろにせりだすような形をしています。そのため、横から見ると結構白い部分が露出します。黒好きには割とダメージあると思いますので注意してください。

白いぞ!

では、この先は思いついたことを思いついた順番に書いていきます。

映りはキレイだった

心が折れてしまったので写真をほぼ撮ってないんですが、映りは非常に良かった印象です。

唯一の写真

スペック上ではなく実際の色域カバー率とか測ってませんがまあ多少前後はあるでしょう。写真とか動画とか十分キレイだし、変な色になっていたりなどはありませんでした。

領域の広さが素晴らしい

僕は32インチ4Kからの乗り換えなのですが、単純計算で横が約1.3倍くらいになったことになります。これはもう感動的な広さでした。

僕はこれまでの4Kはだいたい2分割使用、動画編集のときは全画面みたいな感じで使ってました。それが3分割、そして、動画編集+1画面みたいなことが可能になるため夢が膨らみまくりでしたね。

デュアルにせず、1台のモニターでこの広さが手に入るのは非常に大きなメリットです。

数時間しか使ってませんが、この40インチ5K2Kの広さ・使い勝手の良さには本当に感激しました。

Thunderbolt 4ダウンストリームさえあればどうとでもなる

40WP95Cのポートは上記にて紹介した通りですが、競合機種に比べると数は少ないです。数は少ないんですが、強いです。

まず、側面にあるのはUSB3.0なのでおまけみたいなものですね。ストレージを接続するには速度的にちょっと心もとないやつです。

USB3.0って・・

一方で背面はMacを接続するThunderboltポートに加え、Thunderbolt 4ダウンストリームがひとつあるので「これさえあればどうとでもなる感」はあります。

ドックでもハブでもなんでもThunderboltさえあればデイジーチェーンで拡張していけるので、将来的にも融通がききやすいだろうなという感じです。

モニター出力はHDMI2.0×2とDisplayPort1.4×1ですが、HDMIだとリフレッシュレートが30Hzになっちゃうので注意です。まあでもこのモニター買う人はみんなThunderboltで接続しますよねきっと。

Thunderboltなら96Wで充電できます。現行MacBookのほぼ全てを十分な電力で充電できます。

唯一の例外はM1 Pro / Max MacBook Pro 16インチです。140W必要なのでご注意ください。

100%表示でもいけるかもしれないと思った

5K2Kとなると100%表示はキツいと思ってましたが、あれ、意外といける・・って感じでした。

文字は全然読めますし、どのくらいの距離で使っているかにもよりますが、近づいたり目を細めるようなこともないです。

このあたりは人によると思いますが、おそらく全然大丈夫!って人はいるんじゃないかと思います。

まあでも「文字が大きくて見やすい」とは思うことはないので、常用という意味で無難なのは3840×1620あたりでしょうか。

音はそれなり。でも無理じゃない

スピーカーは10W+10W。ライバルのDELL機は9W+9Wなので、わずかに上回ってます。

音が実際にどうだったかと言うと、良くはないけど、めちゃくちゃ悪くもないって感じでした。

モニターにくっついてるスピーカーって総じてひどいので、その中ではかなりいい方なんじゃないかと思います。

まあ過度な期待は禁物ですが、音にあまりこだわりがない人であれば全然大丈夫だと思います。

エルゴトロンHX買っておいてよかった

これはモニターあんまり関係ないですが、40WP95Cは10.2kgと10Kg超えモニターとなるため普通のモニターアームでは心もとないです。

モニターアームは◯kg〜△kgみたいな範囲で耐荷重量が定められていますが、モニターがその範囲にあっても△側に近いとちょっと不安。下がってきたりお辞儀したり・・など発生する可能性があります。

僕はこの40WP95Cを買うつもりでエルゴトロンのHXという20Kgまでいける強靭なアームを買っておいたんですね。

これがガッツリ不安なく支えてくれるので、やっぱり買っておいて良かったと思いました。下がってきたり、グラグラしたりなど、頼りない感じは一切ないです。さすがエルゴトロンHX。

というわけで、もしモニターアームを使う予定であれば耐荷重量には注意してください。

LG 40WP95C数時間使用レビューまとめ

以上、LG 40WP95Cを少しだけ使用した感想をお届けしました。

初期不良はそれなりに経験してきましたが今回のはダメージが大きかったです。待ち期間が長かったし、モノもでかいし、重いし、その後の対応も含めめんどくさいこと極まりなかったです。

LGほどの企業であればSPCやSQCといった統計的管理手法で高度に工程や品質を管理しているはずです。それでもやっぱり100%にはならない。まあしょうがないことなんでしょう。縁がなかったんだと思います。

モニター自体は数時間使用ながら「非常に良かった」という印象しかありません。長期間使ったらまた違うのかもしれませんが、現時点では「期待通りのめちゃくちゃいいモニター」だと感じました。初期不良以外は。

もう少し世界情勢が正常化してくれば普通に買えるようになると思います。検討している人は積極的に行っちゃって差し支えないと存じます。

気になったらぜひチェックしてみてください。今日は以上です。それではまた。

LG公式サイト

なぜライバル機であるDELLを選ばずにLGをずっと待っていたかは動画で話してます。まあ大したことではないのでお時間あればご覧ください。

さて、返品後、今後どうするか。いろいろ考えましたが、5K2Kモニターは作業環境が絶対に良くなる・・・そう確信したので、DELLのU4021QWを買いました。最初からDELL買えば良かったよ!!

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