こんにちはKoh(@misc_log)です。
最新のApple Watch Series 8やApple Watch SEでもバッテリー駆動時間は課題のひとつ。
公称値では約18時間。基本的には毎日の充電が必要です。しかし、そうは言ってもついつい忘れてしまったり、タイミングがなかったりなど何かと充電ができないことも。
そんな時に持っていると便利なのがApple Watch用のモバイルバッテリー。

外出先での不意なバッテリー切れはもちろん、旅行や出張時などにも活躍するのでひとつ持っておくと重宝します。
僕は様々なタイプのApple Watchモバイルバッテリーを使ってきたので、その中からよかったものを3つ紹介します。
Apple Watchのおすすめモバイルバッテリーはこれだ!
最初にさくっとApple Watchモバイルバッテリーの何がいいのか?を紹介します。
Apple Watch用モバイルバッテリーはケーブルがなくてもくっつけるだけで充電できるのが特徴的。運用が楽ちん。

もちろん、一般的なモバイルバッテリー + 付属の充電ケーブルでも充電は可能ですが、やはりケーブルを持ち歩いたりするのがデメリット。
絡まるし、巻いたりするの面倒だし。

Apple Watch専用モバイルバッテリーはこういった手間を軽減できるのが最大のメリットです。
というわけで、おすすめApple Watch用モバイルバッテリーを紹介します。
Belkin BOOST CHARGE Apple Watch用モバイルバッテリー
Apple Watchを3.5回充電できるコンパクトで取り回しやすいモバイルバッテリー。

BelkinはApple公式Storeでもアクセサリー・周辺機器を販売している信頼と実績のブランド。やはり安心感がありますね。
このモバイルバッテリーも格の違いを感じさせるというか、細かい部分の作り込みなど他製品に比べ頭ひとつ抜けてます。

容量は2,200mAh。だいたいApple Watchを3.5回充電程度充電できます。2、3日の充電忘れくらいなら余裕でフォローできますね。
手のひらにちょうどよく収まるサイズ感。普段の外出、旅行、出張などにも「持っていこう」と思える大きさです。

一般的なモバイルバッテリーと合わせて持ち歩くことも無理じゃないサイズ感。

重量は約72gと大きめの卵約1個分くらい。容量があまり大きくないため重量も比較的軽め。

また、このモバイルバッテリーは立てた状態で充電可能なところも嬉しい。ループタイプのバンドでもグラグラせず安定した充電が可能です。

さらに、モバイルバッテリーそのものを充電しながらApple Watchを充電できるため、普通に自宅用の充電器とすることも可能です。

旅行・出張時にベッドサイドにおいて目覚まし時計のような使い方もいいですね。

残念なところは端子がMicro USBなところ・・。USB-Cだったらベストでした。

▲上部にはバッテリー残量を示すインジケーターも備えてます。
外観もマットブラックで少しザラザラとした質感がシンプルでおしゃれ。

もちろん安心のMade for Apple Watch認証製品。そのあたりも抜かりはありません。
Made for Apple WatchとはAppleの仕様に基づき準拠した製品であることを示すもの。OSのアップデートなどによって使えなくなったりすることがないとされている
ちょうど良いサイズ感、見た目、充電回数など、最もバランスの良いアイテムだと思います。が、価格が割と高め。
Belkin製といった安心感を含め、良いものが欲しい人におすすめ。
こちらでより詳細をレビューしています。

CHOETECH モバイルバッテリー
カラビナ付きでカバンなどに引っ掛けて持ち歩けるモバイルバッテリー。

バッテリー容量は900mAhでApple Watchを約2回充電可能。

こちらもケーブルレスなのでApple Watchをくっつけるだけで充電できます。
サイズ的にもコンパクトでガジェットケースやリュック、バッグに入れてもかさばらない。

重さは約54g。容量的な違いはあるものの上記で紹介したBelkin製のモバイルバッテリーよりも軽く、持ち運び性能は優秀ですね。

このモバイルバッテリーの良いところは、カラビナが付いているのでリュックやバッグに引っ掛けて持ち運べるところ。

ただまあ、見た目がそんなにカッコいいわけじゃないので外側じゃなくて内側に引っ掛けておくといいかもですね。
いずれにしろ、アクセスしやすく機動性の高さが優れたポイント。
ちなみにこちらも本体を充電しながらApple Watchが充電できるため自宅用としても使用可能。

側面にはバッテリー残量を示すインジケーターももちろんあります。

外観・見た目については・・、若干プラスチッキーなのが残念なんですよね。

まあでもAirPodsもこんな感じか・・と思えば我慢できます。個人的にはブラックがあったらベストでした。
他に残念なところと言えば、ループタイプ系などのバンドが開かないタイプだと少しガタつきがあって不安定。

ただまあ充電に支障はないので実用上は問題ないかなと思います。
なお、こちらもMade for Apple Watch認証製品なので安心して使えます。
カラビナ付きでアクセスしやすいという部分が優れたところ。機動性を重視する人におすすめ。
こちらでより詳細をレビューしています。

iWALK Apple Watchモバイルバッテリー
こちらはiPhoneとApple Watch、さらにもう1台の合計3台を同時充電できるモバイルバッテリー。性能でいうとこれめちゃくちゃいいです。

容量は9,000mAhとiPhone 13 Proを約2回、Apple Watchだけなら約20回弱充電可能。容量が大きめなのでサイズも割と大きめ。


優れたところがいろいろあってどれから話そうかって感じなんですが、まず、内蔵式のLightningケーブルを備えているのは運用上とても嬉しい。

Apple Watchはモバイルバッテリーにくっつき、iPhoneは内蔵Lightningケーブルで充電できるため、これだけを持ち歩けばケーブルいらず。

もしもっと充電したいデバイスがあれば、USB-Cポートからケーブルを伸ばせばさらにもう1台充電できます。

モバイルバッテリー自体の充電はUSB-Cに加え、Lightningでも充電可能。これもすごい。普通はひとつですからね。


さらに!パススルー充電に対応しているため、モバイルバッテリーに充電ケーブル接続する→モバイルバッテリーにiPhoneとApple Watchをセット。これで朝起きたら全部フル充電完了。

これやばくないですか?至れり尽くせりの万能感。機能的に言えば最強だと思います。
しかし、もちろん残念なところもあるもの・・。この製品はMFI認証を持ってません。
繰り返しになりますが、MFI認証がないとiOSやWatchOSのアップデートによってモバイルバッテリーが使用できなくなる可能性があります。

まあ、必ずそうなるわけではないですし、MFIがないものなんてたくさんあるので気にしない人もいるかもしれませんが、リスクとしては把握しておく必要があります。
とはいえ、機能的には本当にすごいので実用を優先するのであればおすすめです。
iWALK Apple Watchモバイルバッテリーの詳細レビューはこちら

RORRY Apple Watch対応モバイルバッテリー
こちらもApple Watch以外にも複数充電できるタイプなんですが、Lightningケーブル以外にもUSB-Cケーブルまで内蔵しているモバイルバッテリー。

容量は5,000mAhとちょっと控えめ。iPhoneなら約80%、iPad miniで約50%程度、Apple Watchは5,6回充電できるくらいという感じ。
その代わりコンパクト、かつ、LightningとUSB-Cの2本のケーブルを内蔵しているため、これだけ持っていればiPhone以外にUSB-Cデバイスを充電できちゃうすぐれものです。

実はさらにひとつUSB-Cポートを持ってます。

ここはモバイルバッテリーを充電するためのポート・・だけでなくなんと出力にも対応。ここからケーブルを伸ばすことで最大で4台のデバイスを同時充電できます。

もちろんパススルーにも対応しているので、例えば、Apple Watch、iPhone、iPad mini 6を充電しながらモバイルバッテリーを充電し、朝になったら全部フル充電。みたいな運用も可能です。

やはりMFIなしではあるものの、これだけの機動性を持ちつつも手頃な価格で買えるためコスパ最高です。
モバイルバッテリーの容量よりは、荷物をコンパクトにすることを優先したい人におすすめ。
こちらでより詳細に紹介しているので合わせてどうぞ。
Satechi USB-C Apple Watch充電ドック & Anker Portable Magnetic Charger
最後に、モバイルバッテリーではないのですが、すでに持っているモバイルバッテリーでApple Watchの充電を可能にしてしまうアイテムを紹介します。
SatechiやAnkerといった有名メーカーから販売されている充電ドック。


USBポートに直挿ししてApple Watchを充電できるアイテム。バッテリーを内蔵しているわけではないためこれ単体では何も起きません。モバイルバッテリーなどが必要。
このようにモバイルバッテリーのUSB-Cポートに挿して、そのままApple Watchを充電できます。

もちろんPCやiPad ProでもUSB-CポートさえあればApple Watch用充電器に早変わり。

すでにモバイルバッテリーを持っていてApple Watch用のモバイルバッテリーを別に買うのが嫌だという人はこんなアイテムはいかがでしょうか。
Satechi
Anker
それぞれ詳細レビューをしているのでよろしければこちらもどうぞ。


Apple Watchのおすすめモバイルバッテリーまとめ
といわけで、個人的に良かったと思うApple Watch用モバイルバッテリーを紹介しました。
紹介したものをざっとまとめると下記の通り。製品名をクリックすると紹介部分に移動します。
メーカー | 製品画像 | 製品名 | バッテリー容量 | 充電可能回数 | 重量 | 価格 | 携帯性 | 見た目 | MFI | 特徴 | 商品リンク |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Belkin | ![]() | Belkin BOOST CHARGE Apple Watch用モバイルバッテリー | 2,200mAh | 約3.5回 | 約72g | 約7,000円 | ○ | ◎ | ◎ | 安心のBelkin! | Amazon |
CHOETECH | ![]() | CHOETECH モバイルバッテリー | 900mAh | 約2回 | 約54g | 約5,000円 | ◎ | △ | ◎ | 機動性良し! | 楽天 |
iWALK | ![]() | iWALK Apple Watchモバイルバッテリー | 9,000mAh | 約20回 | 約193g | 約5,000円 | ○ | ◎ | ✗ | iPhoneも充電可能! | Amazon |
RORRY | ![]() | RORRY Apple Watch対応モバイルバッテリー | 5,000mAh | 約7回 | 約180g | 約3,500円 | ◎ | ◎ | ✗ | 2本のケーブルを内蔵! | Amazon |
全体的に価格はちょっと高めではありますが、ケーブルが必要ないのでそこが含まれてると考えるようにすれば気持ちは楽かもしれない。
Apple Watchが肌身離せないデバイスなっているという方や、よく旅行や出張に行く方なんかは、バッグに入れておくと重宝すると思います。

個人的にトータルバランスという意味ではiWALKがお気に入りなんですが、見た目や使い方含め好みがあると思うので、気になったものがあればチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。




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