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【爆速充電】iPhoneを急速充電するために知っておきたい基本的なこと

iPhone急速充電

こんにちはKoh(@misc_log)です。

先日友人からiPhoneを急速充電するためには「何が必要で、どうすればいいのか」と質問されました。

説明してみると確かにいろいろとややこしい前提を踏まえなければならず回答に苦労したので、iPhoneを急速充電するために最低限知っておきたい知識と必要なものをわかりやすくまとめました。

なお、本記事はUSB PD(Power Delivery)を前提としていますが、「USB-PD is 何」という方に向けても、可能な限り話を簡単にして解説します。

また、電流、電圧、抵抗の関係であるとか、そのあたりには触れません。

電気工学の識者の方が見ても得るものはないと思いますのでご了承ください。

対象機種は下記に絞って記載します。

iPhone XS / XS Max / XR / X / 8 / 8 Plus

バッテリーマネジメントがうまくいくともっとiPhoneを楽しめると思うので、バッテリー管理を少しでも楽にするための急速充電について解説します。

iPhoneを急速充電するとはどういうことか

まず、iPhoneを購入すると付属充電器が付いてきますが、この充電器は開封とともに捨てるか、寝室に持っていきましょう。

iPhoneの付属充電器

この付属充電器は、バッテリーが大容量化した最近のiPhoneを充電するには完全にスペック不足です。

例えば、iPhone 8を付属充電器で充電すると満充電まで3時間以上、iPhone XS Maxだと3時間30分以上かかります。

そのため、付属充電器は一箇所に長時間とどまるであろう場所で使用するのがベスト。

具体的には寝室が最適です。

睡眠時間は人それぞれですが、4時間程度寝るのであれば付属充電器の充電で十分です。

つまり、絶対にその場所から長時間動かないことが確定してる状況であれば、そもそも急速充電は必要ないわけです。

一方で、急速充電は下記のようなシチュエーションで必要になると思います。

  • 寝る時に充電を忘れたので出勤前に充電したい
  • もうすぐ外出なのにバッテリーがない
  • 外出先でバッテリーが切れそう/切れた

などなど、「ゆっくりしてる時間はない、短い時間でなるべくたくさん充電したい」という時に急速充電が活躍します。

急速充電は100%まで爆速なわけではない

急速充電は100%まで爆速なわけではない

意外と知られていない事として、急速充電は0%→100%までを爆速で充電するわけではないです。

リチウムイオン電池が搭載された多くのデジタルデバイスは状態が管理されており、7、80%くらいまでは急速で充電されますが、そこから先の100%までは充電スピードがガタ落ちします。

なので、iPhone Xは急速充電すると30分で50%まで充電することが可能ですが、「じゃあ1時間で100%じゃん」ではないということです。

これはバッテリー保護などの観点から、そういった仕様が組み込まれています。

もちろんトータルでみても付属充電器よりはかなり早くなりますが、急速充電とは、最初の1時間くらいがとてつもなく早いのです。

そのため、寝る前に充電し忘れたiPhoneやiPadを出勤前の10分間だけ充電するとか、これから外出だけど充電してなかったみたいなシチュエーションでめちゃくちゃ活躍します。

iPhoneを急速充電するために必要なもの

では、iPhoneを急速充電するために何が必要なのかについて解説します。

必要なものは「USB PD充電器やモバイルバッテリー」「USB-C to Lightningケーブル」です。

USB PDとは何か、USB-Cとは何かみたいな事を語り始めると長くなるので、誤解を恐れず簡潔に解説します。

「USB PD」のPDとはPower Deliveryの略で、USBを使ってこれまでよりも大きな電力の供給を可能にした規格です。

USB-CとはUSBの規格の一種で、裏表がなく平べったい形状のUSBです。

USB-C

MacBookやノートPCによく採用されていますね。最近ではiPad ProがUSB-Cに対応した事で話題になりました。

iPad Pro 2018はUSB-C端子を搭載iPad Pro 2018はUSB-C端子を搭載

USB PDとはUSB-Cで動作するものですが、USB-CだからといってUSB PDとは限りません。ややこしいですね。まああまり気にしなくてもいいです。

また、念の為付け加えると、端末側もPDに対応している必要があります。

全ての端末がPD急速充電できるわけではなく、iPhoneであればiPhone 8以降の端末が対応してます。

USB-C to Lightningケーブル

PD対応した充電器ケーブル端末があれば急速充電可能と考えてもらって大丈夫です。

ケーブルに関しては少し補足が必要で、iPhoneはLightningで充電するので、片方がUSB-C、片方がLightningになっている「USB-C to Lightningケーブル」が必要です。

で、このケーブルはこれまでApple純正しかなかったんです。

正確に言うと、純正以外にもあったんですがMFI認証を受けたものではなかったんですね。

MFI認証とはMade For iPhoneと言って、要はAppleの審査基準をクリアした製品ですよという事です。

MFI認証マーク

MFI認証がないとどうなるかというと、iOSのアップデートで使用できなくなったり、充電異常を引き起こす可能性があります。

意外と忘れがちですが、リチウムイオンバッテリーって割と危険物ですからね。MFI認証があれば一定の安心感は得られます。

そんなMFI認証ですが、USB-C to Lightningケーブルに対しても許可するとAppleが認めたため、サードパーティメーカーから発表されはじめました。

そして、Ankerから発売されたのがこちら。

USB-C to Lightningケーブル

片方がUSB-Cで片方がLightning。

片方がUSB-Cで片方がLightning

12,000回以上の折り曲げにテストもクリアしており優れた耐久性も持ってます。

もちろんApple純正ケーブルでもいいんですが、いずれにしろこのUSB-C to Lightningケーブルが必要です。

Anker PowerPort Atom PD 1

PD対応充電器に関しては以前からたくさん販売されていますが、充電器やモバイルバッテリーと言えばやはりAnkerが得意。

その中でもおすすめなのがこの「Anker PowerPort Atom PD 1」です。

Anker PowerPort Atom PD 1

出力:最大30W

この充電器は恐ろしいほど小型で軽量、そしてハイパワーな次世代充電器。

持ち歩き性能が半端じゃなく、今最もおすすめな充電器です。

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Anker PowerPort Speed 1 PD 30

次がこちら、超コスパ充電器。

この充電器は何と言っても低価格が魅力。

Anker PowerPort Speed 1 PD 30

出力:最大30W

サイズは「Anker PowerPort Atom PD 1」より大きくなりますが、手のひらサイズで十分小さい。

始めてPD充電器を買うという方でも試しやすいです。

Anker PowerPort Speed 1 PD30
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Anker PowerCore 10000 PD

モバイルバッテリーにおいてもPD対応のものが発売されてます。

Anker PowerCore 10000 PD

これを使えば外出先でもiPhoneを急速充電可能。

Anker PowerCore 10000 PDは小さくてハイパワー

コンパクトサイズでありながらもiPhone XSを約3回弱充電できる大容量で、モバイルバッテリーなら今はこれだろと断言できる優れたアイテムです。

急速充電器の選び方

このように、PD対応した充電器 / モバイルバッテリーであればどれでもいいのですが、購入する場合は出力に注目してみてください。

iPhone XS / XS Max / XR / X / 8 / 8 Plus

これら、PDによる急速充電に対応しているiPhoneは現状18Wが上限です。

60W出力の充電器を使えば、60Wで充電できるかというとそうではなく、18Wで充電されることになります。

そのためあまり大きい出力のものを買ってもiPhoneの急速充電という観点では無意味です。

逆に18W以下の充電器だと出力が足りず、最大効率を出せないので購入する際は18W以上を目安にすると良いと思います。

iPhoneは現状18Wが上限!

iPhoneを急速充電してみる

実際にiPhoneを急速充電するとどの程度の時間で充電できるのか参考までにお見せします。

使用したものは下記。

iPhoneiPhone XS Max
急速充電器Anker PowerPort Speed 1 PD 30
ケーブルAnker PowerLine II USB-C & ライトニング ケーブル

バッテリー残量「1%」の瀕死iPhoneを急速充電します。

充電が1%のiPhone

充電から約5分経過で10%

充電から約5分経過で10%

充電から約10分経過で19%

充電から約10分経過で19%

充電から約20分経過で35%

約20分経過で35%

約30分で52%。半分まで充電完了。

約30分で52%

充電から約1時間で79%

約1時間で79%

もうこの時点で充電スピードは落ち始めていてここから先は長いです。

充電から約1時間50分で97%

約1時間50分で97%

結局100%に到達したのは、充電開始から約2時間6分後でした。

2時間6分で100%

まとめるとこのような感じ。

経過時間バッテリー残量
1%
約10分19%
約20分35%
約30分52%
約1時間79%
約1時間50分97%
約2時間6分100%

100%までは約2時間6分でした。

付属充電器だと3時間30分以上かかるのでかなり早い結果ですが、やはり爆速なのは1時間経過くらいまでのあたり。

80%〜100%までの充電に、1%〜80%までとだいたい同じくらいの時間がかかっており、80%以降は大幅にスピードが落ちているのがわかると思います。

iPhoneを急速充電するために知っておきたい基本的なことまとめ

急速充電すると短い時間で多くのバッテリーを確保することができるので、忙しい現代人には嬉しいです。

まとめると、急速充電は最初の1時間程度が爆速になり、下記のものがあれば大丈夫です。

  • PD対応端末
  • PD対応急速充電器
  • USB-C to Lightningケーブル

やはりデジタルデバイスはバッテリーがあってこそなので、急速充電可能な状態を作っておくとバッテリー管理が劇的に楽になり、「充電切れで使えない」という瞬間を減らせるはず。

ということで、ぜひiPhoneの急速充電を試してみてください。

今日は以上です。それではまた。

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