こんにちはKoh(@misc_log)です。
MacBook ProやAirを使うならUSB-Cハブは必ずひとつ持っていたいアイテム。
最新のM1 Pro / M1 Max MacBook ProにはHDMIポートなどが搭載されていますがUSB-A端子はありません。
そして、M1 MacBook Pro / Airを含めた現在広く普及しているMacにはUSB-Cポートのみしかありません。

外部モニターやUSB-Aの周辺機器を使いたい、あるいは、もっと複数のポートが欲しいという人はきっと多いはず。
MacBook Pro/Air 2016以降のモデルを持っている人が人として健やかな生活をするためには、ほぼ例外なく「USB-Cハブ」が必要になると思います。
これまで僕は30機種以上ものUSB-Cハブを使ってきたので、その中からMacBook Pro/AirにおすすめなUSB-Cハブを12個紹介します。
きっと買うことになるハブですが、何とかその買い物が有意義になるようお手伝いできれば。
この記事では、まず「ハブの選び方」を簡単に解説し、その後「おすすめハブ」を紹介しています。それぞれを選んで見るならこちらから。
「とにかく先に一番おすすめなの教えて!」という人向けに僕が独断と偏見で選ぶなら現状これがベストハブ。
- 豊富なポート数
- おしゃれなデザイン
- Mac以外でも使用可能
MacBook Pro/Air用USB-Cハブの選び方
まずUSB-Cハブの形状について2種類だけ覚えてください。
- Mac本体に直挿しする一体型タイプ
- ケーブルがついているタイプ
具体的にはこの2種類。

左側がMac本体に直挿しする一体型タイプで、右側がケーブルが付いたタイプ。
これらは若干使い勝手が違うので、メリット・デメリットを簡単にまとめます。
Mac本体に直挿しする一体型タイプ
ケーブルがなく、Mac本体にそのまま挿すタイプのUSB-Cハブ。

こんなメリットとデメリットがあります。
ケーブルが付いたタイプ
ケーブルが付いたベーシックなUSB-Cハブ。よく見るタイプだと思います。

メリットとデメリットは下記の通り。
このようにそれぞれ特徴がありますが、一長一短です。ざっくりこんな感じで選ぶのがおすすめ。
- 見た目や省スペースにこだわるなら一体型。
- 見た目より汎用性を重視したいならケーブル付き
ポートの種類と数
ポートの数は多ければ多いほど拡張性は高いと言えますがサイズも大きくなります。そのため、自分がよく使うだろうなというポートを備えているものがベスト。
ただ、既製品である以上全てを希望通りにすることは恐らく不可能です。どうしても「このポートは使わないんだよなあ」というものが出てくるはず。
というわけで、可能な限りムダはおさえつつ、ある程度は妥協が必要ということも覚えておいてください。
あと、極端に安いものはクオリティがヤバいので最低でも3,000円〜を考えておくと事故が少ないです。
ちなみに、M1 MacBook Pro / Airは仕様によりモニターは1台までしか出力できません。ハブをつけても2台以上の出力はできないので注意してください。
MacBook Pro/AirのおすすめUSB-Cハブ
前置きが長くなりましたが、MacBook Pro/AirのおすすめUSB-Cハブを紹介します。
Satechi USB-C アルミニウム Proハブ
機能とデザイン性を兼ね備えた、Apple製品と相性抜群な周辺機器メーカーといえばSatechi。
そのSatechiから販売されている凄まじい人気を誇るケーブルレスのハブが「Satechi USB-C アルミニウム Proハブ」です。

デザインや質感は言うことなしで完璧。そして高性能。その代わり他と比べると少しお高めのUSB-Cハブ。
接続ポート
USB-A | 2ポート |
USB-C | Thunderbolt 3 × 1(最大87W) 非Thunderbolt 3 × 1(データ転送) |
HDMI | 1ポート(4K@30Hz) |
SDカード | 1ポート |
MicroSDカード | 1ポート |
有線LAN | × |

USB-Cが2ポート、USB-A 3.0も2ポート、HDMIによる映像出力、SDカードも接続可能。日常使用で必要になるであろうものは全てカバーしてます。
さらに、USB-CのひとつはThunderbolt 3対応。5Kモニターなら1台、4Kモニターなら2台まで60Hzで映像出力でき、40Gb/sの高速データ転送も可能。加えて、PD対応で最大87Wでの充電も。

機能はもちろん、このハブが人気の理由は何と言ってもデザイン性の高さ。

まるでApple純正アクセサリーのような一体感で、見た目の美しさは他のハブに比べて頭一つ抜けてます。

スタイリッシュで洗練されたデザインがMacと相性抜群。
ケーブルレスで様々な周辺機器をスマートに接続できるので、機能だけでなく見た目も大事だよねという人におすすめです。
同じスペックで有線LANポートを備えたタイプもあります。ネット接続に有線を使う人はこちらもチェックしてみてください。
Satechi USB-C アルミニウム Proハブをもっと詳細に知りたい人はこちらもどうぞ。

新筐体MacBook Pro対応版も(Satechi USB-C PRO ハブ ミニ)
Satechi USB-C アルミニウム Proハブは最新のM1 ProやM1 Maxマシンでも使うことは可能です。しかし、このようにMagSafeを潰しちゃいます。

新型のMacBook Pro筐体で使う場合にはSatechiから対応した製品が販売されているのでそちらを検討してみてください。

こちらで新型対応版について詳しくレビューしています。

Anker PowerExpand Direct 7-in-2 USB-Cハブ
こちらはAnkerから発売されている一体型の「Anker PowerExpand Direct 7-in-2 USB-Cハブ」。

上記で紹介したSatechiのハブとほぼ同じ性能。見た目や質感はSatechiには及ばないものの価格が安いのがメリット。
接続ポート
USB-A | 2ポート |
USB-C | Thunderbolt 3 × 1(最大100W) 非Thunderbolt 3 × 1 |
HDMI | 1ポート(4K@30Hz) |
SDカード | 1ポート |
MicroSDカード | 1ポート |
有線LAN | × |
ポートの構成や位置はSatechiと全く同じ。1点、USB-C(Thunderbolt 3)ポートが最大100Wのため、ここはSatechi製(最大87W)より性能は高いですね。

Satechiとの違いはデザインやサイズ感。

Anker製の方が少し大きめ。また、Satechiは表面に文字がないデザインですが、Anker製にはメーカーロゴがあります。
反対側もSatechiの方が主張が少ないシンプルなデザイン。

やはりデザイン性の高さやMacとの統一感でいうとSatechiが上ですが、Anker製も悪いわけではないのでこのあたりは好みですね。


ハブ性能的には申し分ないので、デザインやサイズ感の好みでAnkerかSatechiかを選ぶと良いと思います。
ちなみに、このUSB-Cハブと全く同じ仕様で、Lightningオーディオポートが搭載された「Anker PowerExpand Direct 8-in-2」というタイプもあります。ハブにイヤホンを挿せるのでケーブル周りがスッキリ。
リモートワークなどでオンライン会議する際に有線イヤホンをよく使う人はこちらもチェックしてみてください。
Satechi V2 マルチ USB-Cハブ
次はこちら。Satechi製のケーブル付きタイプ「Satechi V2 マルチ USB-Cハブ」。

さすがSatechi、ケーブル付きでもスタイリッシュ。8つのポートを備え接続できる周辺機器も豊富なハブです。
接続ポート
USB-A | 3ポート |
USB-C | 1ポート (充電専用 最大60W) |
HDMI | 1ポート(4K@30Hz) |
SDカード | 1ポート |
MicroSDカード | 1ポート |
有線LAN | 1ポート |
ポートの数が多く、なかでもUSB-Aを3つ備えているのが特徴的。まだまだよく使うUSB-A機器。これだけあれば対応に困ることは少なそう。
また、有線LANまで装備しているため出張などでホテルに泊まる際に重宝します。

HDMIによる外部モニター出力ももちろん可能。自宅やオフィスではモニターに繋いで大画面で作業できます。

SDカードリーダーは差し込むと「カチッ」と音がなる細かい作り込みもさすが。「あれ?ちゃんと入った?」みたいなことを防ぎます。

MacBook Pro/Airに接続した時のデザイン的な統一感はさすがSatechi。

高い機能性と優れたデザインで使うテンションも上がります。周辺機器が多めな人、特にUSB-A機器に備えたい人におすすめ。
Satechi V2 マルチ USB-Cハブをもっと詳細に知りたい人はこちらもどうぞ。

Satechi V2 スリム マルチ USB-Cハブ
こちらもおしゃれSatechiのケーブル付きUSB-Cハブ。
上記で紹介した「Satechi V2 マルチ USB-Cハブ」からUSB-A1つと有線LANを削ぎ落とし、形状をスリム化したタイプ。
接続ポート
USB-A | 2ポート |
USB-C | 1ポート(最大60W) |
HDMI | 1ポート(4K@30Hz) |
SDカード | 1ポート |
MicroSDカード | 1ポート |
有線LAN | × |
有線LANが接続できず、USB-Aが2つになりますが、それだけあれば十分という場合におすすめ。
Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-Cハブ
Anker製のケーブル付きUSB-Cハブで最もバランスの良い人気モデルがこの「Anker PowerExpand+ 7-in-1」。

接続ポート
USB-A | 2ポート |
USB-C | 1ポート (※充電専用 最大48W) |
HDMI | 1ポート(4K@30Hz) |
SDカード | 1ポート |
MicroSDカード | 1ポート |
有線LAN | 1ポート |


ポートの種類も豊富で、有線LANまで備えているため使い方の幅は広い。

ポートが豊富な分サイズは少し大きめですが、持ち歩けないレベルではないです。

デザイン的にはSatechiのハブに比べると正直見劣りしますが、シンプルで主張がないのでMacとの相性は悪くない。

総合的に良いハブですが、ひとつデメリットがあってUSB-Cポートの充電性能が最大48Wになります。

MacBook Airなら問題ないですが、MacBook Pro 13インチ以上のマシンはちょっと厳しい。
デバイス | 推奨W数 |
---|---|
MacBook Air (2018以降) | 30W〜 |
MacBook Pro 13インチ | 61W |
MacBook Pro 15インチ | 87W |
MacBook Pro 16インチ | 96W |
48Wでも充電が不可能なわけではないですが、高負荷な作業時などに出力が足りなくなる可能性があるので、このハブのUSB-Cポートで充電する場合は注意。
MacBook本体のポートがひとつ空いているはずなので、電源はMac本体のポートから取ることがおすすめ。

信頼性の高いAnker製で価格とスペックのバランスが取れたハブ。MacBook Airユーザーにおすすめ。
Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-Cメディアハブ
Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-Cメディアハブはひとつ前に紹介したハブと基本は同じで、わずかにスペックが違うもの。
接続ポート
USB-A | 2ポート |
USB-C | 1ポート(最大85W) 1ポート(データ転送用) |
HDMI | 1ポート(4K@30Hz) |
SDカード | 1ポート |
MicroSDカード | 1ポート |
有線LAN | × |
上記で紹介した「Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-Cハブ」とほとんど一緒ですが、有線LANがなくなり、USB-Cポートが1つ追加され2ポートに。
そして、USB-Cポートが最大85Wまで対応しているため、MacBook Pro 13インチはもちろん、15インチの充電もハブのUSB-Cポートで充電可能。
Mac本体にはこのハブだけを接続し、ハブ側に充電ケーブルも周辺機器も全て接続すれば運用が楽だし見た目もスマート。
MacBook Pro 13インチ、15インチ、16インチユーザーに良いと思います。
Anker 655 USB-C ハブ (8-in-1)
こちらはAnkerのおしゃれUSB-Cハブ。2022年のレッドドットデザイン賞を受賞したスタイリッシュなデザインが特徴的。

編込み式のケーブルになっているのも機能的かつおしゃれでポイント高いですね。
接続ポート
USB-A | 2ポート(最大10Gbps) |
USB-C | 充電専用 × 1 (最大100W ※ハブに15W取られるため85W) |
HDMI | 1ポート(4K@60Hz) |
SDカード | 1ポート |
MicroSDカード | 1ポート |
有線LAN | 1ポート |
オーディオジャック | 1ポート |
4K60Hzが可能なHDMIに、10Gbpsポートが2つ、さらに85Wまでの充電に対応したUSB-Cと、デザインだけでなく性能も強いアイテム。
AnkerのUSB-Cハブとしてはトップクラスに高性能なので、信頼できる安心のAnker製でいいやつが欲しいという人におすすめ。
Satechi On-The-Go マルチ USB-Cハブ 9-in-1
Satechiが販売するUSB-Cハブの中でも最大のポート数を持つモデル。9つのポートを持っています。

さすがSatechi。性能はもちろんデザインも優れたハブ。しかし約10,000円とそこそこお値段はします。
接続ポート
USB-A | 2ポート |
USB-C | データ転送用 × 1 充電専用 × 1(最大100W) |
HDMI | 1ポート(4K@60Hz) |
VGA | 1ポート(1080P@60Hz) |
SDカード | 1ポート |
MicroSDカード | 1ポート |
有線LAN | 1ポート |
両サイド


前後


4K60HzのHDMI、MacBookへ最大100W(ハブに15W取られるため85W)給電できるUSB-Cを含め、9つものポートを備えてます。普段使いで困ることは恐らくないであろう豊富なポート。VGAまで備えているのも珍しい。
そして、このUSB-Cハブ最大の特徴はケーブルが取り外し可能、加えて収納式。これにはメリットしかありません。


ケーブルが取り外せるため扱いやすく、収納できるため持ち運びにも良い。そして何よりケーブル根本のダメージを防げるため長持ちします。
さらにSatechiらしいスタイリッシュなデザイン。Macとの相性も最高です。

ケーブルが取り外せるUSB-Cハブはほとんどなく非常に貴重な存在。自宅用としても持ち運び用としても使えます。
多くの周辺機器を接続したい人やケーブルの煩わしさから解放されたい人におすすめ。
Satechi On-The-Go マルチ USB-Cハブ 9-in-1をもっと詳細に知りたい人はこちらもどうぞ。

Satechi ハイブリッド USB-Cハブ
こちらもSatechi製品。Satechi ハイブリッド USB-Cハブ。

なんかSatechiばかりですが機能的にも見た目的にもやっぱり強いんですよね。こちらもすごい。なんとSSDスロットを搭載してます。
接続ポート
USB-A | 2ポート(最大5Gbps) |
USB-C | 充電専用 × 1(最大100W) |
HDMI | 1ポート(4K@60Hz) |
SSDスロット | 1ポート |
SDカード | ✕ |
MicroSDカード | ✕ |
有線LAN | ✕ |
別途M.2SSDを買って入れれば外付けSSDいらず。USB-Cハブと外部ストレージがひとつになったアイテム。

SSDの速度もそこそこ出るため、同じくらいの性能を持つ外付けSSDを買うよりは安いんじゃないかと。ちなみにこういったものが必要。
メーカー公式サイトにこのハブで動作確認の取れているSSDとその速度が一覧になっているので参考にどうぞ。
SSD以外には4K60HzのHDMIを含めた4ポートを搭載。USB-Aは2つとも3.1の10Gbpsポートなのでめちゃくちゃ高性能。

高解像度モニター+少しの周辺機器といった使い方に最適。これくらいあればいいんだよって人も多いんじゃないでしょうか。
USB-Cハブと外部ストレージを別々に管理する必要がなく持ち物もスッキリ。SSDを持ち歩く人にとってはかなりいいんじゃないでしょうかこれ。
Satechi ハイブリッド USB-Cハブをもっと詳細に知りたい人はこちらもどうぞ。

Beyeah USB-Cハブ
10ポート接続できる全部入りのUSB-Cハブ。
接続ポート
USB-A 3.0 | 3ポート |
USB-C | 1ポート(最大100W) |
HDMI | 1ポート(4K@30Hz) |
SDカードリーダー | 1ポート |
MicroSDカードリーダー | 1ポート |
有線LAN | 1ポート |
VGA | 1ポート |
イヤホンジャック | 1ポート |
有線LANまでは珍しくないですが、VGAとイヤホンジャックを持っているのが珍しい。
VGAだけを接続できるようなハブは他にもいくつかありますが、このように他のポートも含めていろいろ接続できるというモデルは少ないので重宝します。
イヤホンジャックもあるので、オンラインミーティングなどで有線イヤホンを使う場合でもMac側に接続する必要なく、ハブ側で完結できるのは大きなメリット。
Satechi USB-C マルチ MXハブ 10-in-1
このUSB-Cハブはちょっと特殊。ディスプレイ出力が1台までに仕様で制限されているM1 MacBook Air / Proでも2台のディスプレイ出力を可能にしちゃうハブ。

さすがSatechi製とあって凄まじくカッコいい外観を持ち、HDMIを2ポートを含めた圧巻の10ポート、さらにInstantViewという機能を使ってM1マシンのディスプレイ2台出力を実現します。
接続ポート
USB-C | Mac給電用 × 1(最大100W)※ハブに15W データ転送用 × 1(最大5Gbps) |
USB-A | 2ポート(最大5Gbps) |
HDMI | 2ポート(4K@60Hz、4K@30Hz) |
Micro SDカード | 1ポート |
SDカード | 1ポート(UHS-I) |
3.5mmオーディオ | 1ポート |
有線LAN | 1ポート(1Gbps) |


「InstantView」という付属のソフトを使うとM1マシンでもモニター2台出力。Macと合わせ夢のトリプルディスプレイ。

ただし、4K60Hzで接続できるのは1台だけ。もう1台は4K30Hzになります。
仕様的に塞がれているものをこじ開けるため、Apple Watchでのロック解除ができなくなるなど注意点も。しかし、M1マシンで2画面出力が行えるのは魅力。

M1マシンを買ったことで複数台モニターを諦めていた人におすすめ。
このUSB-Cハブの詳細スペックや魅力、注意点などこちらで詳しく紹介していますので合わせてチェックしてみてください。

CalDigit USB-C SOHO Dock
CalDigit USB-C SOHO DockはM1 MacBook ProやAirにおすすめのUSB-Cドック。

ドッキングステーションというUSB-Cハブの上位版のようなものにあたり、非常に高性能な製品。
接続ポート
USB-A | 1ポート(10Gbps) |
USB-C | 2ポート(10Gbps) |
HDMI | 1ポート(4K@60Hz) |
DisplayPort | 1ポート(4K@60Hz) |
SDカード | 1ポート(UHS-II) |
MicroSDカード | 1ポート(UHS-II) |
有線LAN | × |


側面にマシンに接続するUSB-Cポートを備えてます。

ざっと特徴をあげるとこちら。
- USB-CもUSB-Aも10Gbpsポート(速い)
- 4K60Hzのモニター出力
- カードリーダーがUHS-Ⅱ対応
- バスパワー駆動(電源がなくても動く)
- Macへ最大90Wの充電
- 小型でコンパクト
どれも一般的なUSB-Cハブにはない性能を持っており、それでいてとてもコンパクト。持ち運びも可能です。
非常に優れた製品ですが、2つ注意点があります。
- 2台以上のモニターに別々の映像を出力できない
- 比較的最新のMacにしか対応してない
1は例えば下記のように、A、B、Cでそれぞれ異なる映像を出力できません。

こういった接続も可能ではありますが、全てのモニターに同じ映像か、ひとつだけ異なる映像かにしかできません。
ただこれは、モニター1台しか繋がない、あるいは、モニター1台しか出力できないM1 Macであれば気にする必要はありません。
注意点2つ目は、対応するMacについて。
- MacBook Pro 15インチ(2018 / 2019)
- MacBook Pro 16インチ(2019)
- MacBook Pro 13インチ(2020 4ポート機)
- MacBook Air 13インチ(2020)
- M1 Mac全部(2020)
これらがCalDigit USB-C SOHO Dockを使って、4K60Hzの出力が可能なMacです。
4Kモニターを接続したい、高速データ通信したいという人、また、M1 MacBook Pro/Airを使っている人におすすめ。
CalDigit USB-C SOHO Dockをもっと詳細に知りたい人はこちらもどうぞ。

CalDigit TS3 Plus
「CalDigit TS3 Plus」は知っている人も多いはず。日本でも海外でも多くの支持を集めるドッキングステーション。個人的にはこれが最強。
持ち運びはできずデスクで固定して使うものですが、MacBook ProやAirにケーブル1本接続するだけで、充電も含めモニターやSSDを始めあらゆる機器を接続可能な高性能ドック。

接続ポート
UCB-C | 2ポート(Thunderbolt 3) 1ポート(3.1 Gen 2 10Gb/s, 1.5A, 7.5W) 1ポート(3.1 Gen 1 5Gb/s, 1.5A, 7.5W) |
USB-A | 5ポート(3.1 Gen 1 5Gb/s, 1.5A, 7.5W) |
SDカード | 1ポート(UHS-II対応) |
DisplayPort | 1ポート(4K@30Hz) |
光オーディオ端子 | 1ポート |
有線LAN | 1ポート(1Gbps) |
オーディオ入力 | 1ポート(マイク) |
オーディオ出力 | 1ポート(イヤホンジャック) |
圧巻の15ポート、さらにThunderbolt 3や10Gb/sの高速USB-C、SDカードはUHS-Ⅱ対応と、ポートがどれもハイスペック。


例えば、
- 4Kモニターを2枚
- 最大10Gbpsの高速外付けSSD
- バックアップ用のHDD
- 有線LAN
- USB機器の充電
- その他USB機器
これらをMacにケーブル1本で接続できるようになります。
しかもMacBook Proの充電もしてくれるので電源アダプタをつなぐ必要はありません。
自宅環境などでの利用を想定すると、モニターを2枚接続したいとか、USB周辺機器を複数接続したいというニーズもあると思います。
そんなときに一般的なUSB-Cハブのポート数だと足りず、何とかしようとするとハブとケーブルまみれに。

「CalDigit TS3 Plus」があればMacBook Proには1本ケーブルをつなげるだけ。一瞬でデスクトップマシンに変わります。

海外ですこぶる評判の高いドッキングステーションですが、評判通りこれは本当に優れた製品だと思います。
接続したい機器がUSB-Cハブでは対応しきれないという不満がもしあれば、TS3 Plusは圧倒的におすすめ。
価格が結構高いものではありますが、その価値はあります。
CalDigit TS3 Plusをもっと詳細に知りたい人はこちらもどうぞ。

TS3 Plusの後継機であるCalDigit TS4も登場しました!こちらでレビューしています。

他にも複数のドックを使ってきたので、Macにおすすめなドッキングステーションをこちらでまとめてます。ドックの選び方も解説しているのであわせてどうぞ。

まとめ:MacBook Pro/AirのおすすめUSB-Cハブ
というわけで、MacBook Pro、MacBook Air用おすすめUSB-Cハブをまとめました。
やはりMacに周辺機器は手放せないもの。ひとつUSB-Cハブを手元に置いておくと拡張性がグンと上がります。
最後に、紹介したおすすめUSB-Cハブをまとめますね。製品名をクリックすると紹介したエリアに飛びます。
USB-Cハブ | Satechi USB-C アルミニウム Proハブ | Satechi USB-C PRO ハブ ミニ | Anker PowerExpand Direct 7-in-2 | Satechi V2 マルチ USB-Cハブ | Satechi V2 スリム マルチ USB-Cハブ | Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-Cハブ | Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-Cメディアハブ | Anker 655 USB-C ハブ (8-in-1) | Satechi On-The-Go マルチ USB-Cハブ 9-in-1 | Satechi ハイブリッド USB-Cハブ | Beyeah USB-Cハブ | Satechi USB-C マルチ MXハブ 10-in-1 | CalDigit USB-C SOHO Dock | CalDigit TS3 Plus |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
製品画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
製品名 | Satechi アルミニウム Pro USB-C ハブ | Satechi USB-C PRO ハブ ミニ | Anker PowerExpand Direct 7-in-2 | Satechi V2 マルチ USB-Cハブ | Satechi V2 スリム マルチ USB-Cハブ | Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-Cハブ | Anker PowerExpand+ 7-in-1 USB-Cメディアハブ | Anker 655 USB-C ハブ (8-in-1) | Satechi On-The-Go マルチ USB-Cハブ 9-in-1 | Satechi ハイブリッド USB-Cハブ | Beyeah USB-Cハブ | Satechi USB-C マルチ MXハブ 10-in-1 | CalDigit USB-C SOHO Dock | CalDigit TS3 Plus |
タイプ | 一体型 | 一体型 | 一体型 | ケーブル付き | ケーブル付き | ケーブル付き | ケーブル付き | ケーブル付き | ケーブル付き(取り外し可能) | ケーブル付き | ケーブル付き | ケーブル付き | ドック | ドック |
USB-A | 2 | 2 | 2 | 3 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 3 | 2 | 1 | 5 |
UCB-C | 1 (Thunderbolt 3、最大87W) 1(非Thunderbolt 3) | 1 (USB4、最大100W) 1(非Thunderbolt 3) | 1 (Thunderbolt 3、最大100W) 1(非Thunderbolt 3) | 1(最大60W) | 1(最大60W) | 1(最大48W) | 1(最大85W) 1 (データ転送用) | 1(最大100W) | 1(最大100W) 1 (データ転送用) | 1(最大100W) | 1(最大100W) | 1(最大100W)) 1 (データ転送用) | 1(最大90W) 1 (10Gb/sデータ転送) | 2(Thunderbolt 3) 1(10Gb/s, 1.5A, 7.5W) 1(5Gb/s, 1.5A, 7.5W) |
HDMI | 1(4K@30Hz) | × | 1(4K@30Hz) | 1(4K@30Hz) | 1(4K@30Hz) | 1(4K@60Hz) | 1(4K@60Hz) | 1(4K@60Hz) | 1(4K@30Hz) | 2(4K@60Hz×1 4K@30Hz×1) | 1(4K@60Hz) | 1(4K@60Hz) | × | |
DisplayPort | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | × | 1(4K@60Hz) | 1(4K@60Hz) |
SDカード | 1 | × | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | × | 1 | 1 | 1(UHS-II) | 1(UHS-II) |
MicroSDカード | 1 | × | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | × | 1 | 1 | 1(UHS-II) | × |
有線LAN | × | 1 | × | 1 | × | 1 | × | 1 | 1 | × | 1 | 1 | 1 | |
その他ポート | - | - | - | - | - | - | - | オーディオジャック × 1 | VGA × 1 | SSDスロット | VGA × 1 オーディオジャック × 1 | オーディオジャック × 1 | - | 光オーディオ端子 × 1 オーディオジャック(入力) × 1 オーディオジャック(出力) × 1 |
特徴 | デザイン性高い、Thunderboltポート搭載 | 直挿し系の新型MacBook Pro筐体対応版! | Satechiより安価 | デザイン性高い、USB-A3つ | デザイン性高い、他Satechiより安価だけど性能ダウン | ミドルスペック、バランス良し | 最大87W充電に対応 | Anker製、おしゃれで高性能 | 9ポート搭載、ケーブル取り外し式 | SSDを入れられる! | 10ポート、VGA接続可能 | 10ポート、M1マシンでも複数台のモニター出力 | 4K60Hz、10Gbp/sのデータ転送 | 15ポート、全部入りドック |
Amazonリンク | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
必要なポートが人によって違うので絶対これを買えば間違いないと言い切るのはなかなか難しいですが、一体型、ケーブル付き、それぞれで個人的にイチオシなのはこれですかね。
一体型
ケーブル付き
というわけで、気になったものがあったらぜひチェックしてみてください。
今日は以上です。それではまた。
他にもMacBook Pro / Airのおすすめ周辺機器・アクセサリーをまとめてます。よかったらこちらもどうぞ。




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